~ ジェーン・ドゥロウニーの庭~ :THE GARDEN OF JANE DELAWNAY
少年の声は、消え去らない 彼の言葉は、私に必要
あなたが、歩いている頂きはないのと同じこと ないのと同じこと
私は、あなたを私の夢の中につれていく 暗い朝からぬけ出して
情熱的な祭りの夢を通って ジェーン・ドロウニーの庭の中へ 庭の中へ
薔薇はそこにある 山道でみたいにむしりとっちゃいけない
炎はあなたの髪を焼きつくすだろう そしてあなたの目はガラスになる
あなたの目はガラスになる柳の木陰で 嘆き悲しんじゃいけない
黄金と翡翠色の涙が 川のように流れるだろう 流れるだろう
今はあなたから ジェーン・ドロウニーは夢を抱いていた
決して見つけられなかった夢 その夢をみのらせるのは
彼女の恋人の生き血なのだ 彼女の恋人の生き血なのだ
太陽の汚れなき淡き光は 二度とここにはさしこまない
庭にいる彼女の夢の精が 生き続けている限り
※冊子『BRIGITTE 0号』に掲載したものです。
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